2021年11月8日、人気パン屋さんの一つである「ベルベ」が全店閉店していたことが明らかになりました。
なんの前触れもなく突然の閉店のため、ネットでも驚きの声が上がっており、さらに社長の失踪ということでまたさらに話題を呼んでいます。
なぜ全店閉店、倒産してしまったのか、理由が気になる人は多いのではないでしょうか?
社長が失踪していることもあり、2021年12月時点で明確な理由は明らかになっていません。
今回は、ネットで噂されているベルベが倒産した理由についてまとめてみようと思います。
ベルベが倒産!?全店閉店することが話題に!
ベルベが創業されたのが1973年。
首都圏などの関東地方をメインにチェーン展開していたパン屋さんの一つです。
「手作り・地産地消」をコンセプトに、手作りならではを徹底して大切にしてきたパン屋で、特にスイートポテトはファンが多く、主力商品の一つになっていました。
2020年度の売り上げは過去最高の25億を記録し、2021年9月には静岡県にも出店し、開店初日にはパンを求めて長蛇の列ができていたそうです。
まさに順風満帆に見えたのですが、そんなベルベは2021年11月8日(月)に突然として全店閉店となってしまいました。
ベルベの各店舗に閉店を知らせる張り紙が貼られ、ネットでもショックの声が少なくありません。

12月に話題に上がっていたから12月に閉店したのかなって思ったら1ヶ月前だったみたい…!
また、今回の件で社長が失踪しているということが判明しました。
会社を放って失踪してしまった社長に対しては、ネットでは非難の声が少なくありませんが、それでも社長の安否が心配になりますよね…。
ベルベが倒産してしまった理由は?
気になるのがベルベが倒産してしまった理由ではないでしょうか?
しかし、前置きするとこれからご紹介する倒産してしまった理由は、100%事実である保証はなく、あくまでも噂でささやかれているものです。
あくまで参考程度に抑えておくと幸いです。
拡大路線を取ってしまったこと?
とあるネットユーザーが推測している理由の一つでありますが、売り上げを優先に考えたあまり、手作り・地産地消というコンセプトを見失って拡大路線に繋げた結果、失敗してしまったのではないかという声があります。
毎年のように新規出店を繰り返し、売り上げが上がらない店舗は閉店するという手段を取っていたベルベ。
この手段が仇となってしまったのか、ネットでは「パンの味は普通だった」という声も…。
パン屋に限った話ではないですが、競合が多いジャンルで売り上げを伸ばしていくには、徹底した差別化が必要になってきます。
カフェというジャンルでも、スタバは「おしゃれな空間でコーヒーを飲みながらリラックスできる」という付加価値があってこそ業績を伸ばしていますし、猫カフェも「大好きな猫と戯れながらリラックスできる」という付加価値で業績を伸ばしています。
パン屋だってひたすら高級路線を貫くのか、それとも1個100円と手軽さを貫くのか、それを購入層に印象付けないといけないと思います。
ベルベの場合、「手作り・地産地消」という強みがあったからこそ、業績の伸ばしていましたが、今回路線拡大を取った結果、従業員の教育が追いつかず、コンセプトが薄れてしまったという結果になってしまったのかもしれません…。
不動産事業に失敗?
一方で、不動産業に失敗したのではないかという声もあります。
「ベルベ=パン屋」という印象が強いですが、実は不動産業もやっていたことに驚きを隠せませんね!
これを裏付けるものとして、以下のような投稿があります。
パン屋と不動産業は意外な組み合わせに感じますが、不動産業も立ち上げたきっかけは何でしょうか?
元々ベルベはベーカリー事業で大きな業績を伸ばした会社です。
そのため、不動産業に関しての専門的な知識や技術等が薄く、業績を伸ばすための戦略やノウハウがあったとは思えないという声も少なくありません。
こうした事情から、ベルベはベーカリー事業より不動産業によって莫大な負債が発生して結果倒産したのではないかと予測されています。
まとめ
ベルベが2021年11月に全店閉店し、社長が失踪していることが報じられ、大きな話題になっています。
ベルベが閉店した理由についてはいくつか噂されており、コンセプトを忘れて拡大路線を取ってしまったこと、あるいは不動産業が影響しているのではないかと言われています。
2021年12月11日時点で、社長の行方は分かっていません。
事情を説明せずに失踪したことは誉められたことではありませんが、とても心配になりますよね。
最悪な展開になっていないことを祈るばかりです。
何か新しい情報が入りましたら、追記させていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。